神奈川大会[GAME2]日本 76-69 ラトビア 女子日本代表が2連勝で閉幕。MVPは田中こころ選手が受賞
2026年5月17日
「三井不動産カップ2026 (神奈川大会) バスケットボール女子日本代表国際試合」は第2戦も横浜BUNTAIで開催され、76-69で女子日本代表が2連勝し、三井不動産カップを手にしました。25点差で勝利した昨日のGAME1を経て、「今日はタフになる。大差で勝利した次の試合は、ラトビアの方がハイエナジーで来る」とコーリー・ゲインズヘッドコーチは試合前のミーティングで選手たちに伝えます。しかし、その警戒どおり、第1クォーターから10-22とラトビアに主導権を握られます。この原因について、ゲインズヘッドコーチは「もちろんエナジーの問題です。相手に自信を持たせるのは良くないので、序盤からスイッチを入れ、全力でエナジーを出してプレーすることの大切さが、選手たちにも伝わったと思います」と今年の大一番となるFIBA女子バスケットボール ワールドカップ 2026(以下ワールドカップ)へ向けた反省点を挙げました。
GAME1は13点、本日のGAME2も15点と活躍し、唯一2試合連続2桁得点を挙げた田中こころ選手(ENEOSサンフラワーズ)が大会MVPを受賞。GAME1を終えた後、田中選手は「自分たちの速いバスケット、そして前からプレッシャーをかけることは合宿中にずっと言われてきたことであり、そこはできたと思います。でも、相手にスリーポイントを打たれ、簡単に得点されていることが多かったので、明日しっかり改善してがんばっていきたいです」と成果と課題を挙げました。その課題に対して今日の試合では、「全員がローテーションしてディフェンスができました。試合内容はあまり良くない部分が多く見えましたが、その中でも改善できた部分もたくさんあったので、しっかりと次につなげていきたいです」と収穫を自信につなげます。「特に前半の流れが悪かった時はペイントタッチの数が本当に少なかったことで、自分たちの波に乗れませんでした。でも、後半は全員がリングにアタックできたところがこの勝利につながったと思います」という田中選手は2試合とも5アシストでチームを引っ張りました。
両試合を通じて先発に抜擢された舘山萌菜選手(日立ハイテク クーガーズ)は「すごく驚き、すごく緊張もしましたが、今までやってきたことを、自分の仕事を全うすることだけを考えて試合に入るように意識していました」といつもどおりのプレーで活躍。GAME2では7点、そしてチームハイの8リバウンドをマークし、「チーム全体でリバウンドを増やすことに取り組んでおり、自分はサイズがある分、リバウンドに絡めば味方の誰かにボールがわたる確率が上がると思っていたので、そこは意識して飛び込むようにしています」と説明します。「ディフェンスの強度はガードから始まるとコーリーヘッドコーチは常に言っているので、そこは意識していました」と攻守にわたって舘山選手はワールドカップへ向けたアピールをする2試合になりました。
ベテランから若手まで様々な組み合わせを試しながら起用した今回の三井不動産カップを通して、「新しい選手たちを深く知ることができ、コーチとしてもチームとしても貴重な経験でした。昨日のような点差を離して勝利する方が難しく、最後の最後まで勝負が決まらないタフな状況を乗り越える経験が必要でした。負けて学ぶことも大事ですが、今日のように勝って学べたことの方が大きいです。この2試合を通してやるべきことはできました」とゲインズヘッドコーチは及第点を挙げます。
今後もワールドカップへ向けて改善を続けながら、世界に勝てるチームへと強化を続けていきます。

